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下駄骨折

■2019/03/16 下駄骨折
こんにちは！
和整骨院の佐藤です(^^)

ここ最近は花粉の飛散量が一段と多くなってきたような気がします。
先日、花粉がピークの街中を歩いていたらどこからか普段は聞き慣れない音が、、、。
音の先に視線を向けると、なんと下駄の音でした！
今時、ましてや今の季節にはまだ少し寒いのではとも思いましたが…。

そんな下駄ですが、昔は下駄を履いて足を捻った際に骨折を起こしてしまう事があり、そのことから「下駄骨折」と呼ばれる骨折があります。
足を捻る＝足首の捻挫！！！と思われる方も多いと思いますが、捻り方によっては捻挫＋骨折を起こしてしまうんです。
少し詳しく説明すると、下駄骨折には「短腓骨筋（たんひこつきん）」という筋肉が深く関わってきます。
この筋肉は脛の外側からスタート→外くるぶしの後ろ→小指と踵の中間にゴールといった場所に存在します。
足首を内側に捻る（足の裏が内側を向く）事により、この短腓骨筋に牽引力（引っ張る力）が発生し、短腓骨筋のゴールである小指と踵の中間の骨が引き裂かれて骨折を起こしてしまいます。
骨折の仕方や痛い場所などが足首の捻挫と類似しているので少し見分けにくいですね、、、。

ちなみに以前にはサッカーでブラジル代表のネイマール選手が試合中に下駄骨折を起こしてしまったのだとか…。
残念ながら下駄を履いていないから大丈夫！という事はありませんね。




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