宮城県仙台市泉区の眼科 シオノ眼科医院

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白内障
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白内障

人の目は、カメラの構造とよく似ています。カメラのレンズに相当する部分が水晶体で、ピントを合わせるのに大切な部分です。
(眼球断面図Aを見てください。)

水晶体は透明ですが何らかの原因で白く濁ってくるのが白内障です。

そして、視力が低下します。これが白内障です。




水晶体の濁り方や程度でさまざまな症状がでてきます。初期は霞がかったように何となく見にくい、光が眩しい、だぶって見える、焦点が合いにくいなどですが、進行すると視力が次第に低下してきます。

視力が低下して新聞や書類が読みにくい、眩しさで運転ができない、信号が見にくい、見にくくて目が疲れるなどの症状がでてきたら、手術を考えてもいいでしょう。





ほとんどの白内障は加齢によるものです。70歳を過ぎるとほとんどの人(85%以上)が、程度の差はありますが白内障を持っていると考えられています。

手術が必要な人はそのうちの6~7%と云われています。その他に遺伝、外傷(怪我)、薬物、放射線の関与する白内障があります。また、糖尿病、アトピー性皮膚炎、緑内障があると進行が早くなります。





薬物療法と手術療法があります。
薬物療法は点眼療法と内服療法です。

薬物療法は初期の治療に用いられますが、水晶体の混濁の進行を遅らせるもので、元の透明な水晶体に戻して視力を回復させるものではありません。しかし、進行を遅らせることはできますので、きちんと指示されたように使用することが大切です。

白内障の手術は近年急速に進歩しています。現在では濁った水晶体を超音波で破砕後取り出して、そのあとに直径6mm前後の人口のレンズ(眼内レンズ)を水晶体の位置に入れる方法が主流となっています。(眼球断面図Bを見てください。)

手術技術の発達で安全性は飛躍的に高まり、手術終了後その日に帰る「日帰り手術」を行うところが増えています。当院でも日帰り手術が基本です。





白内障以外に目の病気のない人は、手術後たいへん良い視力を回復します。細かい文字もよく見えるだけでなく、色も鮮やかに感じます。ただし、運転時や読書の時には眼鏡が必要となることがあります。手術時に目に入れる眼内レンズの度数によって違いますので、手術前にどんな見え方が自分の生活習慣に適しているのか、主治医の先生とよく相談して手術を受けましょう。

目の手術というと恐いイメージがありますが痛みもなく、成功率も高い手術ですので安心して受けてください。

医院名

シオノ眼科医院
所在地 宮城県仙台市泉区
泉中央3丁目25-19
TEL 022-375-6691
FAX 022-375-9589
駐車場 30台

 

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