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SUTRO WINE COMPANY　スートロ ワイン カンパニー

スートロ ワインがあるワルネッケランチはソノマ、チョークヒルロードにあります。スートロ ワインはワルネッケランチの5世代目、アリスとご主人のエリオット・スートロのカップルによるプロジェクトです。ワルネッケ家のルーツはゴールドラッシュの前にさかのぼります。オランダ系の移民として最初の大陸横断鉄道に乗り、西海岸にやって来ました。1911年から川沿いのこの土地を所有、当初は羊を飼い、サーモンを釣るなどしていましたが、1973年にアリスの祖父がブドウ園としてブドウを植え始めました。

このワルネッケランチは総面積265エーカー、4つのソノマのAVA（アレキサンダーヴァレー、ロシアンリヴァヴァレー、ソノマコースト、チョークヒル）が丘の頂上部分で接する大変ユニークな場所にあります。80エーカーほどがブドウ畑となっています。チョークヒルのチョークという名称は500万年以上前にナパカウンティから離れたマヤケイマスの山からの火山灰の白地から来たものです。４つのコーナーにあるという利点はアレキサンダーの日当たりの良さを享受しつつ、ロシアンリヴァーの冷涼な気候の影響も得ることが出来ています。河口からは1マイルも離れているのですが、夏の間も夜は涼しく、朝方は海からの霧の影響も受けます。その結果、ブドウは時間をかけてゆっくり成長し、長いハングタイムを取る事が出来ます。アレキサンダーヴァレーの他のワイナリーのように熱波の影響を受けることもないため、時には2週間ほど遅く収穫を迎えるこの畑のブドウは複雑な香りに溢れています。ボルドー赤品種においては典型的な暑い気候で育ったものよりも、ピュアなブドウの美味しさに溢れたワインとなります。　

スートロ ワインではこのテロワールを生かしたワイン造りを目指しています。ブドウが熟し過ぎない様に収穫、果実本来の味わいが引き立つ酵母をセレクト、低温発酵、プレスも出来る限り優しくすることによりきめ細かいタンニンになるよう気をつけています。樽使いも同様に本来の果実味を生かせるよう最小限に抑え、ブドウ栽培、収穫、醗酵すべての工程で細心の注意を払って造っています。ニューワールドのワインですが、ナパワインとは違うスタイルを目指しています。

スートロ家、ワルネッケ家ともカリフォルニアを代表する建築家の家系でもあります。
アリスの祖父、ワルネッケ家のジョン・カール・ワルネッケ氏はアーリントン墓地のジョンFケネディのエターナルフレームをはじめ、著名な作品、建造物を多く残しています。
1870年代にサンフランシスコにバヴェアリア（バイエルン）からやって来たスートロ家は銀を掘り出す事業で大成功、アドルフ・スートロ氏はサンフランシスコ市長も務めた政治家でもありました。その後スートロタワー、スートロハイツなどの設計も手掛けており、現在もサンフランシスコの名所となっています。

チョークヒルロードに位置するワイナリーの高台からは四方が見渡せ、白いハトがたくさん生息しています。芸術家の血を引くエリオットがデザインしたスートロ ワインのラベルはこの白い２羽のハトがブドウの樹を挟んで向き合う素敵なラベルです。
ボトル
価格
ワイン名
タイプ
ヴィンテージ
JANコード
コード
\ 6000(外税)
 SUTRO MERLOT ALEXANDER VALLEY WARNECKE RANCH 　
スートロ　メルロー　アレキサンダーヴァレー　ワルネッケランチ
赤
2015年
−
42001

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